微生物の話
これからは、持続可能な社会形成には地球上の生物の起源となった微生物の力を借りる事が最も良いのではないかと思います。
特に農作物を作る際には、過剰な施肥により土壌のバランスが崩れるばかりではなく、気候変動に大きな影響を及ぼす温室効果ガスを知らず知らずの間に排出しています。脱炭素も大事ですが、脱窒素というか省窒素にしなければなりません。
農業に於いてはC/N比の小さい肥料の使用を控え、C/N比の高い高炭素素材(竹パウダー、もみ殻、落ち葉、選定枝、雑草)を微生物に分解してもらう事で、温室効果ガスの発生も最小限に抑えることができ、何よりもうま味の多い、虫の付きにくい、病気にも強い農作物の生産が可能となります